京都市美術館が京都市京セラ美術館としてリニューアルオープンするにあたり、開館記念展として『杉本博司
瑠璃の浄土』が開催されます。杉本の京都における初の大規模展となる本展では、「瑠璃」、「浄土」、
「偏光色」をキーワードとして、写真を起点に宗教的、科学的、芸術的探求心が交差しつつ発展する
杉本の創造活動について改めて考えるとともに、長きにわたり浄土を希求してきた日本人の心の在り様を
見つめ直します。
この特別展に、当財団より「五輪塔」14体のほか、「高山寺印 神泉苑図」など計20点が貸し出されます。