日本民藝館創設者の柳宗悦(1889-1961)は自らが観た本質と等価の造形を蒐め、その証拠を日本民藝館において提示し、「美の標準」として広く真価を問い続けていきました。この特別展は、原始の息吹を伝える上代の芸術、南北朝や室町時代に描かれた中世絵画、朝鮮時代や江戸時代に生まれた日常の器など、同じ美の源泉から多種多様な姿で顕あらわれた「美の標準」を展観します。本展に当財団から「伊勢参詣曼荼羅」「高山寺印 神泉苑図」「滑石製舟形」が貸し出されます。
『美の標準—柳宗悦の眼による創作』
会期:2022年1月10日(月・祝)~ 3月20日(日) 会場:日本民藝館(東京)
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