小田原文化財団では、江之浦測候所の背景をなす人文科学から自然科学にいたる幅広い分野からテーマを選び、講師をお招きして、江之浦測候所のコンセプトにより深くアプローチするレクチャーを順次開催しております。
2021年8月のレクチャーは、国立天文台天文情報センター長・山岡均氏を講師にお迎えします。
「太古から人々は、月を眺めて暮らしてきました。月に様々な呼び名があるのは、人々が月に親しんできた証拠です。そして50年前、人類は月に到達しました。以来、月の探査は飛躍的に進んでいます。今回は、月の文化的な側面と、最新の月探査について、多角的にお話ししたいと思います。」(山岡氏)
タイトル: 山岡均氏レクチャー「月を愛でる人々」
会場: 小田原文化財団 江之浦測候所
日時: 2021年8月21日(土)16:00~19:00
定員: 30名
参加費: 5,500円(税込。江之浦測候所の見学入館料を含む)
申込み方法:小田原文化財団公式ホームページ 見学予約ページより2021年7月9日10:00から先着申し込み制
主催: 小田原文化財団
<講師: 山岡均>
1965年愛媛県松山市生まれ。東京大学理学部天文学科卒。東京大学大学院理学系研究科で学び、博士(理学)。九州大学大学院理学研究院助教などを経て、現在、国立天文台天文情報センター長・広報室長・准教授。専門は、超新星をはじめとする変動天体の理論的観測的研究。天文学の教育・普及にも尽力し、国際天文学連合では天文アウトリーチ日本窓口を務めている。
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