ODAWARA ART FOUNDATION

2018年08月17日

10月18日(木)江之浦測候所で上演する新作能『利休−江之浦』の詳細をお知らせします 事業

江之浦測候所のある「江之浦」を題材として、土地の歴史・記憶をモチーフに制作された新作能『利休−江之浦』。馬場あき子作、杉本博司が企画・監修を手がけた本作は、2017年2月にMOA美術館能楽堂(熱海)でプレビュー、11月にジャパン・ソサエティー(ニューヨーク)でワールド・プレミア上演され、この秋ついに江之浦の地で披露されることになりました。

江之浦には、秀吉北条攻めの折、千利休に命じて武将を慰撫するために結ばせた茶室「天正庵」跡があり、この場所で利休は高価な花入れに代わって、韮山で切った竹を使い、初めて竹花入れを使ったとされています。本作では、馬場あき子がこの一連のエピソードを取り入れ作能。花器が重要なモチーフとなっています。また茶の湯監修を千利休の直系 千宗屋が務める至高の舞台をぜひご堪能ください。

本公演のチケットは、9月10日(月)午前10時より小田原文化財団公式ウェブサイトで販売開始いたします(プレイガイドでの販売はございません)。

『利休-江之浦』
公演日:2018年10月18日(木)
会場:江之浦測候所 石舞台
開演時間:15時開演 (開場:14時/終演:16時30分 予定)
チケット料金:全席自由 8,000円(税込)
チケット発売日:9月10日(月)10時 ~(先着順。予定枚数に達し次第、販売終了となります。)

企画・監修:杉本博司
作:馬場あき子
節付・型付:浅見真州
舞台監修:片山九郎右衛門、杉本博司
囃子作調:亀井広忠
茶の湯監修:千宗屋

出演者:
観世銕之丞
片山九郎右衛門
梅若紀彰
千宗屋

※屋外での上演になります。
※開演前、および終演後17時まで江之浦測候所内をご見学いただけます。
※雨天の場合は開催を中止させていただきます。中止のご連絡は、前日17日(水)に申し込み時にご登録のメールアドレス宛にお送りいたします。

※ご購入方法:小田原文化財団公式ウェブサイト(日本語)からのお申し込みに限らせていただきます。プレイガイドでのお取り扱いはございません。
※施設内の特性とお客様の安全性を考慮し、中学生未満のご来館はご遠慮いただきます。
※クレジットカード決済のみとさせていただきます。(VISA, Mastercard, JCB)
※チケットのご購入は先着順となります。お早目にお申し込みください。

主催:公益財団法人小田原文化財団
企画・制作:公益財団法人小田原文化財団