江之浦測候所では、2022年11月に音楽家・大友良英を招聘し、大友が選んだアンサンブル・メンバー9名と共にサイトスペシフィックな即興音楽を繰り広げる「MUSICS あるいは複数の音楽たち その1」を開催いたしました。来る12月、第2弾企画として新しいアンサンブルが出演。1日限りの競演が実現します。
Otomo Yoshihide Ensembles 2024
「MUSICS あるいは複数の音楽たち その2」
開催日時: 2024年12月8日(日)13:30~16:30
会 場: 小田原文化財団 江之浦測候所
チケット: 8,800円(江之浦測候所入館料含む)
出演者: 大友良英(objects)、江川良子(sax)、木村仁哉(tuba)、首藤康之(dance)、巻上公一(voice)、松丸契(sax)、本藤美咲(sax)、山崎阿弥(voice) ※50音順 その他出演者近日発表予定
チケット発売日: 10月11日(金)10:00より発売予定
申込み方法: 小田原文化財団公式ホームページ見学予約ページより購入
※追加出演者など、詳細は追ってお知らせいたします。
大友良英/Otomo Yoshihide
音楽家
ギタリスト/ターンテーブル奏者/作曲家/映画音楽家/プロデューサー
1959年横浜生れ。十代を福島市で過ごす。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽をつくり続け、その活動範囲は世界中におよぶ。映画音楽家としても数多くの映像作品の音楽を手がけ、その数は100作品を超える。
2008年YCAMでの展示を切っ掛けに「アンサンブルズ」の名のもとさまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展示する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトにも力をいれ、2011年の東日本大震災を受け福島で様々な領域で活動をする人々とともにプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げるなど、音楽におさまらない活動でも注目される。
2012年、プロジェクトFUKUSHIMA ! の活動で芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞、2013年には「あまちゃん」の音楽他多岐にわたる活動で東京ドラマアウォード特別賞、レコード大賞作曲賞他数多くの賞を受賞している。
2014年よりアンサンブルズ・アジアのディレクターとしてアジア各国の音楽家のネットワークづくりに奔走。2017年札幌国際芸術祭の芸術監督。2019年NHK大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当。また福島市を代表する夏祭り「わらじまつり」改革のディレクターも務めた。