ODAWARA ART FOUNDATION

3月27日に行われた「甘橘山ｶﾝｷﾂｻﾞﾝ 春日社」の御鎮座を祝し、御神楽ノ儀が斎行されました。
御神楽ノ儀とは、日本伝統芸能の原点である天岩戸伝説における天宇受売命ｱﾒﾉｳｽﾞﾒﾉﾐｺﾄの神懸りの舞に基づくもので、一条天皇の頃（986‐1011）に始まったとされる儀式のひとつです。宮中でも執り行われているこの儀式は、神をお迎えし、おもてなしをする「神宴」です。「甘橘山 春日社」でも宮中作法に則って、招聘した雅楽師を進行役「人長ﾆﾝﾁﾞｮｳ」に任命し、雅楽・國風歌舞ｸﾆﾌﾞﾘﾉｳﾀﾏｲの演奏とともに、夜を徹して厳かに執り行われました。

他画像は江之浦ページのスライドショーにも掲載中です