新たな姫路の魅力を国内外に発信するアートプロジェクト「オールひめじ・アーツ&ライフ・プロジェクト」の特別企画展として、姫路市立美術館で9月17日(土)から「杉本博司 本歌取り―日本文化の伝承と飛翔」が開催されます。杉本が新たな「本歌取り論」の展開を試みる本展では、時間の性質や人間の知覚、意識の起源といった自身が長年追求してきたテーマを内包しながら、千利休の「見立て」やマルセル・デュシャンの「レディメイド」を参照しつつ独自の解釈を加え、新たな本歌取りの世界を構築します。
この展覧会では「春日神鹿像」や「雷神像」をはじめとする当財団所蔵品が多数出品されるほか、姫路の文化財に触発されて生まれた杉本の新作も初公開されます。
詳細は姫路市立美術館ホームページでご確認ください。