小田原文化財団 江之浦測候所は、今年ストラスブール・グランテスト国立演劇センター「TJP」のディレクターに就任した振付家・ダンサー、伊藤郁女演出・出演によるダンス公演を開催します。
2015年に自らのカンパニーを立ち上げてヨーロッパを中心に活動を続ける伊藤は、2018年パリ・ヴェルサイユ宮殿での杉本博司個展『SUGIMOTO VERSAILLES – Surface of Revolution』に参加し、硝子の茶室《聞鳥庵(もんどりあん)》で特別なパフォーマンスを行いました。夕闇迫る江之浦測候所で、国内外で活躍するダンサー・振付家の川村美紀子、静岡県舞台芸術センター(SPAC)に所属する実力派俳優・吉見亮とともに、サイトスペシフィックなパフォーマンスを繰り広げます。
伊藤郁女 ダンス公演「じゃんけんぽん」
開催日時: 7月23日(日)16:00~19:00
会場: 小田原文化財団 江之浦測候所
チケット: 4,950円(江之浦測候所入館料含む)
企画・構成:伊藤郁女
衣装: Aurore Thibout
出演者: 伊藤郁女(ダンサー)
川村美紀子(ダンサー)
吉見亮(音楽)
主催: 公益財団法人小田原文化財団
協力: KAAT神奈川芸術劇場
チケット発売日: 6月23日(金)10:00より発売
申込み方法: 小田原文化財団公式ホームページ見学案内ページより購入
交通アクセス: JR東海道線根府川駅より無料送迎バスを随時運行します。
行き:根府川駅発 15:40~15:55の間
帰り:公演終了後、根府川駅へ
江之浦で、石段で、鳥居で、吉見、美紀子、郁女、3人
じゃんけんぽん。あいこでしょ。あいこでしょ。
パイナップル。じゃんけんぽん。ちょきパイナップル。
じゃんけんぽん。グリコ。あとはどこで踊ろうか。
伊藤郁女
伊藤郁女/Kaori Ito 振付家・ダンサー
1979 年生まれ。5歳よりクラシックバレエを始め、2000 年にニューヨーク州立大学パーチェ
スカレッジへダンス留学後、立教大学で社会学と教育学を専攻。2003年~2005年に文化庁新進芸術家海外留学制度で渡米し、NYのアルビン・エイリー・ダンスシアターにて研鑽を積む。2003年にフィリップ・デュクフレ作品『Iris』の主役に抜擢。その後、ジェームス・ティエレやシディ・ラルビ・シェルカウイ、アラン・プラテルなど世界の名だたる振付家の作品に出演。拠点をフランスに移し、2015年に自らのカンパニー「HIME」立ち上げる。欧州の様々なバレエ団・サーカス学校・オペラ作品で振付を手掛けるほか、ダンスに捉われない多岐にわたる活動を行う。主な創作作品に、『私は言葉を信じないので踊る』『私を燃やして』『ロボット、私の永遠の愛』『Is it worth to save us?』『綾の鼓』『あなたへ』など。2015年SACDより新人優秀振付賞、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受賞。2022年第16回日本ダンスフォーラム賞大賞受賞。2023年1月よりストラスブール・グランテスト国立演劇センター「TJP」のディレクター(総芸術監督)就任。
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